抜け毛の原因とは?

抜け毛の原因とは?

髪は、「成長期ー退行期ー休止期」のサイクルを繰り返しています。

はげている人でも、フサフサの人でも、このサイクルを繰り返すことに違いはありません。

普通は発毛と脱毛のバランスが取れているため、抜け毛や産毛が増えることはありません。

しかし、様々な原因でヘアサイクルが乱れ、早期に退行期や休止期に移行して、

成長しきれていない髪が脱毛してしまうことがあります。

これが抜け毛の原因である脱毛症、ハゲるしくみです。

抜けた毛をよく観察してみて、もし細くて短い毛ならハゲになる兆候と考えられます。

もしそれが、長くてしっかりした毛なら一概には何とも言えません。

ただ、一生抜けない髪はありません。

どれくらいの本数が抜けるの?

一般的な日本人の成人であれば、抜け毛は平均で一日に50~100本と言われています。

起きた時に枕に落ちている抜け毛が、毎日何十本もなければ、

そんなに心配する必要はありません。

100本と聞くと多く感じるかと思いますが、僕たちの頭には約10万本の髪が生えているので

その程度の抜け毛なら心配ありません。

自分の髪が一日にどのくらい抜けているかについては、

お風呂での洗髪の際の、抜け毛の倍

くらいを目安とするのが良いでしょう。

ハゲのタイプについて

ハゲといっても、いろいろなタイプのハゲがあります。

男性に多い脱毛症は以下の4つのタイプです。

1、男性型脱毛症

2、脂漏性脱毛症

3、粃糖性脱毛症

4、円形脱毛症

1 男性型脱毛症(AGA)

男性ホルモンが強くなることが原因の脱毛症です。

世の中のハゲの95%を占めます。

街を歩いて見かけるハゲ、薄毛で悩んでいるハゲなど

ほとんどのハゲが、この男性型脱毛症(AGA)が原因です。

男性型脱毛症の影響を受けている人は、

30歳以下の男性の30%、

50歳以上の人の50%以上に

に及びます。

男性型脱毛症は男性だけに起こると思われていますが、女性にも起こります。

ただし、男性に比べて症状は穏やかです。

女性に多いのは、びまん性脱毛症のFAGA(female⇒女性のAGA)です。

男性型脱毛症の症状が現れると、頭皮の毛髪や毛根は次第に細く小さくなり、

末期になると、より短く細い無着色の産毛になります。

それと並行して、毛髪の成長期の期間がどんどん短くなっていき、

休止期の髪の割合が増加します。

男性型脱毛には遺伝的な要素が原因という風に言われていますが、

詳細は明らかではありません。

ただ、多因子性の優性遺伝が原因とは見られているようです。

一般的には、両親の家系にハゲた人がいる場合、

子供がハゲの素質を受け継ぐ可能性はかなり高くなります。

米国の解剖学者James B Hamiltonは、

昔の中国の宦官(去勢された男性)にハゲがいないことに着目して

  • 思春期以前に去勢されるとハゲることはない。
  • 思春期以降に去勢されると、家系にハゲの因子を有する者のみがハゲるが、去勢の時点でハゲの進行は停止する。
  • このような去勢者にテストステロンを投与すると、家系にハゲの因子を有するもののみがハゲてくる。

『男性の禿げは、毛のうのテストステロン感受性に依存し、これは遺伝性の因子である。』と結論付けています。

そして外部から男性ホルモンを与えない限り、

去勢された男性は男性型脱毛症を発症しないということでした。

(ちなみに、男性ホルモンは睾丸で作り出されます。)

最近の研究によると、

「ジヒドロテストステロン」が男性型脱毛症の発症に関与する

主要な男性ホルモンであることが実証されました。

男性ホルモンについて

テストステロンは天然の男性ホルモン(アンドロゲン)であり、

主に男性の睾丸で合成されて分泌されますが、少量であれば女性の体内でも生産されます。

分泌されたテストステロンは体内を循環してから全身に拡がっていきます。

テストステロンには男性化、及び成長促進の両方の作用があり、

第二次性徴の促進に影響します。

そのテストステロンの働きによって、男性性器の発達、筋肉と骨の成長、皮脂分泌の増加、

精子産出、性欲の増進、ヒゲ・胸毛などの体毛の成長、などが起こります。

男性型脱毛症が起こる仕組み

テストステロンは、細胞内で5αリダクターゼ酵素の働きによって

ジヒドロテストステロン(DHT)と呼ばれる男性ホルモンへ転換されます。

これは前立腺や陰嚢、毛嚢(毛根)で効率よく行われます。

一般的には、男性ホルモンはアンドロゲンレセプター(男性ホルモン受容体)と結合すること

でその作用が発現します。

DHT が毛嚢の細胞内でアンドロゲンレセプターと結合すると、

毛の発育をつかさどる毛乳頭・毛母細胞に悪影響を及ぼし、

毛髪の成長を阻害して男性型脱毛症を引き起こします。

男性型脱毛が進行するにつれて、前頭部・頭頂部の髪はより短く、細い産毛状になり、

最終的には後頭部・側頭部以外の髪は全て脱毛することもあります。

男性型脱毛症で前頭部・頭頂部だけ抜け毛が多くなるのは、

毛が男性ホルモンから受ける影響が部位により異なるのが原因です。

後頭部・側頭部の頭髪、眉毛、ヒゲ、胸毛が抜けないのは、

男性ホルモンの影響がマイナスに働かない部位に生えているためと考えられています。

男性型脱毛症の対策

男性型脱毛症を防ぐ最も合理的な方法は、頭皮の男性ホルモンの動行を制御することです。

男性型脱毛症における男性ホルモンの研究成果に基づき、全身用の抗男性ホルモン、

局所用エストロゲン(女性ホルモン)、5αリダクターゼ酵素に対する抑制剤、

などを使用する広範囲の治療方法が開発されています。

多くの男性型脱毛症の治療剤は抗男性ホルモンとして分類されています。

現在利用されている抗男性ホルモンは、テストステロンあるいはDHT が

対応するレセプターと結合することを阻止する作用を持っています。

抗男性ホルモン作用を持つ多くの治療剤はステロイド構造を持っており、

男性に投与すれば副作用がでる傾向があります。

副作用には乳房の女性化、勃起性の機能障害、精子産出量の減少があります。

したがって、全身用の抗男性ホルモン剤は男性の脱毛治療のためには使用しません。

(ケトコナゾール、スピロノラクトンは経口薬としては使用しません)

抜け毛の原因を無くす方法は?

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